第15章 | ホームページ運用講座
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ホームページ運用講座 「どうせ個人サイト」と言わせない!75のヒント
第15章「それでも、やりたい!」
71.世界で唯一の 何かがあるか
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 インターネットというのは、言うまでも無く世界に繋がっている。あなたのページは世界で唯一の存在でなければならない。しかしそれは深く考えすぎなくてもいいのだ。あなたの日記やあなたの意見、あなたの考えは世界で唯一の存在である。逆にそれが世界で唯一のものでなければ、あなたのホームページの存在価値は無い。世界に向けて自分を発信するのである。「俺のホームページは俺自身だ!」という気構えを持ってぶつかっていって行こうではないか。実社会でもあなたは世界で唯一の存在であるように。
72.○○のことなら あのページ
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 例えば、「宿便のことならあの人のホームページに行けばわかるよ。」とインターネット上で言われるようなものをあなたが持っているならば、すぐにでもホームページを始めるべきである。あなたのページの登場を待っている人がたくさんいる。専門性、独自性を持った趣味を持っているなら、今すぐにでもホームページを始めよう。あなたのホームページの登場を心待ちにしている人がいる。そう考えただけでも楽しくなってくることだろう。内容を考えるよりも、そういう趣味を見つけるほうが早いかもしれない。
73.更新が楽しくて 仕方がない
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 ホームページの更新が楽しくて仕方がないという気持ち。更新すると見に来てくれる人からすぐに反応が返ってくる。そう思うと更新をしたくてしたくてたまらなくなる。しかし、そこまで到達するにはかなりの険しい道のりになるが、それでも更新すること自体に、そして自分で何かを作ること自体に楽しみを見出すことできるあなたなら、全然苦にならないはずである。毎日の生活がネタ探し。ホームページの更新が楽しくなると同時に、私生活も充実したものになるはずだろう。
74.それでもやりたい!なら やれ!
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 この連載では、ホームページ運営というのは決して楽にカンタンにできるものではないと言うことを実証してきたが、いかがだっただろうか。「たかがホームページにそこまで考えなくてもいいんじゃないの?」と思うあなたが作るページはたかがそれだけのホームページ。ここまでの内容に納得して、それでもホームページをやりたいと思えるあなたは本物である。絶対に、素敵で人の集まるホームページを作ることができるだろう。そのときはこちらからリンクのお願いをすることになると思う。
75.私は自信が無くなりました
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 さて、ここまで偉そうに個人サイトの理想論を連載してきましたが、自分(※Y氏)で読み返してみますと、私(※Y氏)は私自身のホームページがこれら要件を満たしておらず、ホームページに自信が持てなくなってしまいました。もう一度ホームページとは何なのか、自分で問い直したいと思います。もちろん再開する際はマイナスではなくゼロからスタートしたいので、プロバイダーもハンドルネームもすべて変え別人としてスタートします。ということでYとしてはこれにてインターネット上から引退したいと思います。ありがとうございました。さようなら。
<抜粋ここまで>
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 Y氏はこう、自信が無くなったと言って、それからしばらくたってこの講座は閉講となりました。確かに、これら全てを達成している個人サイトなどというものは存在しないのかもしれません。しかし、長年ホームページを運営している私にも、この講座は刺激的なものでした。
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 全てをクリアしなければならない、と思うとサイトの運営なんてできなくなってしまいますが、やはり世界で唯一の自分のホームページを作るという行為は、蔑ろにすることはできないはずです。無限の可能性がある芽を自ら摘む様なことはしたくないですね。
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 それにしても、今までこう言った類の本やサイトというのを私は見たことがありません。それがとても不思議です。ということは、世の中まだまだ個人サイトに力を入れている人は少ないということでしょうか。本気でホームページを運営している人、真剣にホームページを運営したいと思っている人がまだまだ少ないのかもしれません。
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 となれば今はまだ、あなたのサイトが世界で唯一の有益なサイトになるチャンスがあるということです。これだけ個人サイトがあっても、実際に機能している、ライバルとなり得るサイトは数が限られているのです。
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 ここまで読まれた方は、立派なホームページを作られることと思います。そして、誰もが一目置くサイトを運営されることでしょう。完成した暁にはぜひとも私にご連絡ください。喜んでリンクをさせていただきます。
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 私もホームページを運営するようになってから、毎日の生活に張りが生まれました。何かネタになるようなことはないか、それを常に探し、自分の視点で書くことで、見に来てくださる方から感想が届く。こんなに楽しいことはありません。ホームページを運営する本当の楽しみを味わえるようになるまでの道のりは長いと思います。私もここまでくるのに7年以上かかりました。でも、まだまだだと思います。
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 投げ出したくなることもあるでしょうし、どうでもいいや、と思うこともあるでしょう。しかし、「継続は力なり」です。一度作ったコンテンツは永遠の財産です。継続していくことで、サイトの規模は永遠に大きくなっていきます。どうにも上手く行かなくなって休みたいときでも、あなたは休んでいても、ホームページと言う自分の分身は24時間動いてくれます。ホームページは持久走です。いつも全力疾走する必要はありません。疲れたときは休みましょう。でも、閉鎖してはいけません。
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 ホームページを公開するということは、パソコン上で作ったデータファイルを、インターネットという仮想世界に置くという作業をする、というだけのことではありません。ファイルを作るのもあなたという人間、見に来る人も人間です。ソフトの使い方や、テクニックは二の次です。結局は人間と人間のやり取りなのです。
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 インターネットは、上手に使うことで今まで考えられなかったような人間関係を作る道具になり得るのです。そこには無限の可能性があります。そしてそこから広がる世界はインターネット上だけではなく、実世界での人間関係の広がりへと繋がっていくのです。
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 ホームページを始めることで、自分の人生をより豊かにできる可能性を生むのです。インターネットが無かった時代からは考えられないチャンスが広がっているのです。
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 あなたもホームページを始めてみませんか。世界中に、あなたの登場を待っている人達がいるはずです。 
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